家づくりの流れ

一般的である木造軸組構法の工事について、家ができるまでの流れを簡単にご紹介します。

現況確認
敷地の法的な規制、道路、境界などをチェックして現況を把握します。

地盤調査
建築する住宅をしっかり支えられる地盤かどうか調査を行ないます。

地盤調査結果
地盤調査の結果によっては、地盤改良工事などを行なうことがあります。

 

地鎮祭
お施主様の今後の発展と工事の無事を祈願した式典です。

遣り方
家の建つまわりに貫き板(ぬきいた)を水平に張り、家の位置、高さなどの基準となる作業です。

基礎工事
家の土台となるコンクリート工事です。
家を支える部分となります。

 

上棟式
柱・梁等を組み立てます。
※屋根の一番高い部分(棟木「むなぎ」)を上げることからこう呼びます。

防水工事
屋根葺き材の隙間から侵入した雨水の浸入させないため、下葺き材(アスファルトルーフィング)を施します。

屋根工事
屋根を葺きます。

 

筋交い・間柱・耐震金物
筋交いは、耐震等の目的を持った斜め材。
間柱は、壁の下地を作るための半柱。
地震等に耐えられるよう耐震金物を取り付けます。

中間検査
図面通り出来ているか。筋交いの有無、金物の種類、建物の形状、高さ、配置などが検査されます。
建築主事または民間の検査機関が検査します。
合格となれば中間検査合格証が発行されます。

防蟻
シロアリ防止のための消毒を行います。
基礎工事の時と合わせて2回実施します。

 

サッシの取り付けや外部壁にサイディング板等を張ります。

根太の間に断熱材を敷き込みます。
断熱材
壁・天井にグラスウール等を張り巡らせます。

内装下地
壁・天井に仕上げをする為の耐火ボードを張ります。

内装工事
内部の下地が終わったら、内装仕上げに移ります。

 

キッチン・浴室(ユニットバス)・洗面化粧台・便器などを取り付けます。
照明器具・コンセント・エアコンなどを取り付けます。

 

中間検査と同様に図面通り出来ているか、建物の高さ、形状、関口部の大きさ、防火設備の有無などが検査されます。合格となれば検査済証が発行されます。
中間検査合格証がなければ完了検査は受けれません。
最近では検査済証が無ければ金融機関の融資を受けられないケースがあります。

 

完了・引渡し
ついに完成です。
最後に器具等の取り扱い説明をして引渡しです。
着工から完成まで約5ヶ月です。
(家の大きさにより日数は前後します)